歯科の豆知識

2015.05.04

キシリトールとリカルデント

ふじもと歯科院長の藤本です。

キシリトールは「甘い」味がするのに、むし歯にならない甘味料です。むし歯は、むし歯菌が糖分から作り出す酸が原因。一般に甘いものを食べるとむし歯になりやすいとされるのはこのためです。
しかし、キシリトールは、甘さはあるのにむし歯菌が酸を作り出せないため、小さな子供でも安心して食べられます。しかも甘さでだ液がたくさん出るため、歯を再生させる能力(再石灰化)が高まり歯を丈夫にしてくれます。

リカルデントには味や匂いはほとんどありません。しかし、歯のエナメル質にミネラルを取り戻す再石灰化効果があり、むし歯に強い丈夫な歯をつくることができます。また、味が無いため、リカルデント入りのガムやタブレットにはキシリトールが含まれている場合がほとんどです。

キシリトールやリカルデントはすぐに効果があらわれるものではありません。1日数回、毎日の習慣にしましょう。また、キシリトールやリカルデントだけでむし歯が予防できるわけではありません。毎日の歯みがきもとても大切。フッ素入りの歯みがき剤と併用すると、効果抜群です!

歯医者さんにおいてあるガム・タブレットは一般に販売されているものよりもキシリトールなどの含有量が多くなっています。

ふじもと歯科ではキシリトール、リカルデントともに販売させていただいています。

詳しくはぜひスタッフにお尋ねください。

 

<キシリトール>

むし歯菌にむし歯の原因となる酸を作らせない

だ液が出るのを促し、お口の清掃効果と再石灰化効果を高める

 

<リカルデント>

歯の再石灰化を促す(キシリトールより効果が高い)

歯を溶かす原因になる酸から歯を守る

 

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